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GALAXY Tab で adb の shell を使う(Windows編)
前回はMacでadbのshellを使用してみたので、今回はWindows(cygwin)で同じことをしてみた。
まずは端末から [メニュー]→[設定]→[アプリケーション]→[開発] で「USBデバッグモード」をONにしてからUSBケーブルでPCと接続。
続いて、cygwinを起動し、Android SDKのツールをインストールした場所に移動して、ディレクトリの中を確認。
adbがあったので、とりあえず起動してみる。
Macの時と同様、何も設定しない状態だと起動しないので、とりあえずPATHを通してから再起動。
今度はあっさり動いた。
オプションを指定しないで「adb」とだけ入力して実行すると、簡単なヘルプが表示される。
続いて、GALAXY Tabのシェルに入ってみた。
キタ!
ちょっと触ってみる。
……おかしい。
/sdcard の下に何もないというのはあり得ない。
と言うことで、本当にGALAXY Tabのシェルに入っているのか調べてみた。
なるほど。
このときはたまたまエミュレータを起動していたので、どうやらエミュレータのシェルに入っていた模様。
色々と調べたところ、GALAXY TabをWindowsのUSBで使用するためには、USBドライバが必要とのこと。
で、USBドライバは「SAMSUNG Kies」という統合ツールに同梱されているので、それをインストールすればいいらしい。
と言うことで、まずは「SAMSUNG Kies」のダウンロードとインストールを行うことに。
一応、GALAXY TabとPCの接続は解除しておいた方が良いとのことで、USBケーブルをPCから抜いておいた。
1. 下記のURLにアクセス。
http://www.samsung.com/uk/support/detail/supportPrdDetail.do?menu=SP01&prd_ia_cd=23030100&prd_mdl_cd=&prd_mdl_name=GT-P1000
2. [Download] タブの中にある [Software] を選択。
3. [Description] が [SAMSUNG Kies, PC Sync] の行にある [File] の列のアイコンをクリック。
これでダウンロードが開始されるので、保存したファイルを起動して「SAMSUNG Kies」をインストール。
インストーラは日本語で進行するので、インストールの説明は割愛。
これで再チャレンジの準備が完了。
GALAXY TabをUSBケーブルでPCと接続してみると、なにやらドライバのインストールが始まった。
暫くするとなにやらインストールが終わったようで、デバイスマネージャを見ると下記のデバイスが増えていた。
ADB Interface
SAMSUNG Android Composite ADB Interface
これでうまくいったのかな?と思うことにして、再度cygwinでGALAXY Tabへの接続を試みた。
devicesオプション指定で確認すると、「1000******a1」というのがGALAXY Tabのシリアル番号になっている模様。
今度はちゃんと認識されているようだが、普通にシェルに入ろうとするとエラーになる。
どうやら今はエミュレータと端末の2つが接続されているため、どちらに入るかを指定する必要があるのだろう。
キタ!
どうやら端末が複数接続されている場合などは-sオプションでシリアル番号を指定する必要があるようだ。
というわけで、Windwosでもadbが使えるようになったので、ひとまず終了。
ちなみに、毎回cygwinを起動したときにadbと入力しただけで使えるようにしたい場合は、cygwinにログインしたディレクトリにある「.bashrc」をいうファイルに下記の行を追加すればOKです。
なお、上記の「c/eclipse/android-sdk-windows」にはAndroid SDKのインストール先を各自の環境に合わせて指定してください。
まずは端末から [メニュー]→[設定]→[アプリケーション]→[開発] で「USBデバッグモード」をONにしてからUSBケーブルでPCと接続。
続いて、cygwinを起動し、Android SDKのツールをインストールした場所に移動して、ディレクトリの中を確認。
bash$ cd /cygdrive/c/eclipse/android-sdk-windows/tools; pwd
/cygdrive/c/eclipse/android-sdk-windows/tools
bash$ ls -ltr
:
----------+ 1 ************ None 577335 2010-10-20 15:52 adb.exe
:
adbがあったので、とりあえず起動してみる。
bash$ adb
bash: adb: command not found
Macの時と同様、何も設定しない状態だと起動しないので、とりあえずPATHを通してから再起動。
bash$ echo $PATH
/usr/local/bin:/usr/bin:~(中略)~
bash$ PATH=$PATH:/cygdrive/c/eclipse/android-sdk-windows/tools
bash$ echo $PATH
/usr/local/bin:/usr/bin:~(中略)~:/cygdrive/c/eclipse/android-sdk-windows/tools
bash$ adb
Android Debug Bridge version 1.0.26
:
device commands:
adb push- copy file/dir to device
adb pull[ ] - copy file/dir from device
adb sync [] - copy host->device only if changed
(-l means list but don't copy)
(see 'adb help all')
adb shell - run remote shell interactively
adb shell- run remote shell command
:
今度はあっさり動いた。
オプションを指定しないで「adb」とだけ入力して実行すると、簡単なヘルプが表示される。
続いて、GALAXY Tabのシェルに入ってみた。
bash$ adb shell
#
キタ!
ちょっと触ってみる。
# pwd
/
# ls -l
:
d--------- system system 2010-12-26 06:30 sdcard
:
# cd sdcard; pwd
/sdcard
# ls -l
……おかしい。
/sdcard の下に何もないというのはあり得ない。
と言うことで、本当にGALAXY Tabのシェルに入っているのか調べてみた。
bash$ adb devices
List of devices attached
emulator-5554 device
なるほど。
このときはたまたまエミュレータを起動していたので、どうやらエミュレータのシェルに入っていた模様。
色々と調べたところ、GALAXY TabをWindowsのUSBで使用するためには、USBドライバが必要とのこと。
で、USBドライバは「SAMSUNG Kies」という統合ツールに同梱されているので、それをインストールすればいいらしい。
と言うことで、まずは「SAMSUNG Kies」のダウンロードとインストールを行うことに。
一応、GALAXY TabとPCの接続は解除しておいた方が良いとのことで、USBケーブルをPCから抜いておいた。
1. 下記のURLにアクセス。
http://www.samsung.com/uk/support/detail/supportPrdDetail.do?menu=SP01&prd_ia_cd=23030100&prd_mdl_cd=&prd_mdl_name=GT-P1000
2. [Download] タブの中にある [Software] を選択。
3. [Description] が [SAMSUNG Kies, PC Sync] の行にある [File] の列のアイコンをクリック。
これでダウンロードが開始されるので、保存したファイルを起動して「SAMSUNG Kies」をインストール。
インストーラは日本語で進行するので、インストールの説明は割愛。
これで再チャレンジの準備が完了。
GALAXY TabをUSBケーブルでPCと接続してみると、なにやらドライバのインストールが始まった。
暫くするとなにやらインストールが終わったようで、デバイスマネージャを見ると下記のデバイスが増えていた。
ADB Interface
SAMSUNG Android Composite ADB Interface
これでうまくいったのかな?と思うことにして、再度cygwinでGALAXY Tabへの接続を試みた。
bash$ adb devices
List of devices attached
emulator-5554 device
1000******a1 device
$ adb shell
error: more than one device and emulator
devicesオプション指定で確認すると、「1000******a1」というのがGALAXY Tabのシリアル番号になっている模様。
今度はちゃんと認識されているようだが、普通にシェルに入ろうとするとエラーになる。
どうやら今はエミュレータと端末の2つが接続されているため、どちらに入るかを指定する必要があるのだろう。
bash$ adb -s 1000******a1 shell
$
キタ!
どうやら端末が複数接続されている場合などは-sオプションでシリアル番号を指定する必要があるようだ。
$ pwd
/
$ ls -l
:
lrwxrwxrwx root root 2010-12-10 11:06 sdcard -> /mnt/sdcard
:
$ cd sdcard; pwd
/mnt/sdcard
$ ls -l
drwxrwxr-x system sdcard_rw 2010-12-10 01:28 LOST.DIR
drwxrwxr-x system sdcard_rw 2010-12-10 11:07 external_sd
drwxrwxr-x system sdcard_rw 2010-12-10 01:28 DCIM
:
-rwxrwxr-x system sdcard_rw 6 2010-12-11 14:46 devicefriendlyname.txt
$ exit
bash$
というわけで、Windwosでもadbが使えるようになったので、ひとまず終了。
ちなみに、毎回cygwinを起動したときにadbと入力しただけで使えるようにしたい場合は、cygwinにログインしたディレクトリにある「.bashrc」をいうファイルに下記の行を追加すればOKです。
export PATH=$PATH:/cygdrive/c/eclipse/android-sdk-windows/tools
なお、上記の「c/eclipse/android-sdk-windows」にはAndroid SDKのインストール先を各自の環境に合わせて指定してください。
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